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第５１回グリーン賞[2010/11/22]

第51回グリーン賞（林野庁林政記者クラブ賞）を高田久夫氏（76歳）が受賞しました。同賞は、林材業界の隠れた功績者を発掘することを目的に、毎年１人もしくは１団体を全国公募で選定しています。高田さんは鹿児島県認定の伝統工芸品となった土埋木の利用、生産を提唱し、自ら30年以上にわたり生産に従事しているほか、現場での樹種の的確な判別、架線集材、ヘリ集材地上作業、森林軌道保守などの林業の伝統的技術を生かすとともに、国有林野事業を通じて培ってきた江戸時代の伐採技術の跡地に関する情報蓄積などの業績が、土埋木の持続的な生産に貢献したとして評価されました。写真／島内でもこの受賞を記念して、祝賀会が開かれました。