屋久島ガイド旅楽のエコツアー屋久島ガイド旅楽のエコツアー

屋久島ガイド旅楽のエコツアー 屋久島の旅案内

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2010年01月のスタッフレポート一覧

長野レポート[2010/1/28]

引き続き、実家の岐阜で慌ただしく動いている宮西です。
先日、島外研修という事で、長野県軽井沢にあるピッキオ(picchio)という団体のエコツアーに参加してきました。僕が参加したのは「野鳥の森ネイチャーウォッチング」というもので、軽井沢の森を歩き、森の生き物(主に野鳥)を観察し、自然の不思議を感じようというツアーです。このツアーで、東さんという方にガイドをしていただいたのですが、とても魅力的なガイドさんでした(写真)。笑顔が印象的で、ツアー中、終始こちらから何でも気軽に質問してしまうような、そんな方でした。僕の目的は、当然の事ながら野鳥の観察をしに行ったわけではなく、いちガイドとして、少しでも自らの成長の糧になるものが得られればと思って参加したわけで、結果として、とても勉強になった一日でした。また、屋久島で屋久島のガイドと接するだけでなく、こうして島外のガイドと接する機会、それは自分の中に新しい風を吹き込むいい機会だな、とも思えた一日でした。/宮西

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縄文杉登山ルート崩壊への当面の対応について[2010/1/28]

縄文杉登山ルート崩壊への当面の対応について現場に迂回路を作る方向で関係機関が動くようです。29日に合同でその調査をするとのことでした。下記屋久島観光協会登山情報より転載しました。詳しくはこちら調査結果についてはまた後日報告します。/田平

1.屋久島森林管理署が現地調査を行ったところ荒川登山道上部に再び崩壊の危険性があることから、土砂を取り除いただけでは通行の安全が確保できない状況であることを確認。このようなことから、九州森林管理局において直ちに専門家による災害復旧調査を発注し、その結果に基づき関係機関と調整の上復旧工事に着手。 ・2月上旬までに災害復旧調査完了 ・年度内に復旧工事に着手2.縄文杉等への登山については、現在でも白谷雲水峡からのルート(楠川歩道)の利用は可能であるが、当該ルート周辺の森林生態系への影響等を考慮して、復旧工事完了までの間において、早期(2月中旬を目途)に荒川登山道の利用が可能となるよう暫定的な迂回ルートを設置することも、関係機関等と調整し対応する方向。3.復旧工事等の実施に当たっては、世界自然遺産区域内であること等を踏まえ、極力、森林生態系に影響を与えないよう対応。

縄文杉ルートの森林軌道(トロッコ道)が通行止めに![2010/1/26]

荒川登山口から森林軌道を約2キロ(徒歩30分)余り行った所に大杉があり、そこから100mぐらい先で軌道横の山手側の岩盤が崩落し、軌道を完全に塞いでしまった。23日の夕方は異常なく通れたようで、24日の未明に崩落したのではないかと思われます。24日朝、ツアーガイドが崩落を発見し、関係機関に通報。ここはもともと岩がオーバーハング(突き出た)した場所で、縦8mぐらい、横20mぐらいが崩落し、岩盤は長方形に似た割れ方で一部は軌道の谷側、約50m下の安房川まで落ちています。軌道上にはまだ大型バス1台分を横にしたぐらいの岩盤が残っており、徹去するには場所的に重機類は使えないため、かなりの日数がかかりそうです。24日、25日に環境省、林野庁、鹿児島県が現場を調査。今後の対策について協議するようです。25日現在、復旧のめどはたっておらず、荒川登山口からのルートは通行止めになっています。/写真=25日・午後3時、堀江

縄文杉ルートの森林軌道(トロッコ道)が通行止めに!

大祭[2010/1/26]

25日、午前11時より小島集落の小島神社(菅原神社・菅原道真を祀った)では、五穀豊穣を祈願する大祭が行われ、宮司と関係者で神事を行った後、小島集落棒踊り保存会の皆さんによる、棒踊りと鎌踊りが奉納されました。/写真=25日、堀江

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事務所お休みのお知らせ[2010/1/23]

24日〜31日まで事務所お休みさせて頂きます。その為電話対応ができません。また、海外出張のためメールへの返信が遅くなることがあります。ご了承ください。宜しくお願い致します。/田平 北九州犬ヶ岳にて撮影 川沿いは屋久島にそっくりでした。

事務所お休みのお知らせ

長崎の「樂」[2010/1/23]

屋久島を離れ、今は旅行中の田平です。帰郷先の長崎を以前よりもずっと知りたくなり、本屋へ足を運び、郷土コーナーで旅樂の「樂」と同じ字を見つけ手にとった本のクオリティーの高さに驚きました。「長崎を知る、遊ぶ」をコンセプトに歴史、文化、自然、食、生き方等々を紹介している雑誌ですが全ページカラーグラビアの贅沢な作りも素晴らしく、本物志向の大人向け情報誌です。通り一遍でない、長崎を熟知した編集者の目線が感じられる雑誌でした。ここでも懐かしくなることがありました。学生時代、アルバイトでお世話になった某商社の長崎ポータルサイト製作担当者が独立されてこの「樂」を制作していたことです。この「樂」の購読は一味違った濃い旅が体験できると思います。では屋久島の今いちばんお勧めの雑誌は?PEAKS4号です。詳しくはこちら
/田平 

長崎の「樂」

長崎レポート[2010/1/23]

帰郷中の田平です。旅の案内人であるガイドはこの期間に旅に出たり、撮影に森へ篭ったり、技術向上に他所の山へ登ったりしています。僕は先日世界産業遺産候補地の「軍艦島」へ行ってきました。10年ぶりでした。その時は神戸の震災後の子どもたちと心のケアを兼ねて行きました。廃墟を巡り、長崎を巡る企画でした。僕は長崎市内を巡る旅のコーディネートを担当し、軍艦島は今は亡き名プロデューサーが担当されていました。この軍艦島はかつて炭鉱の島で賑わい、日本最初の高層ビルが立ち並び、東京の約9倍の人口密度でした。その後炭鉱の需要減少から島に人はいなくなり、廃墟と化したその島へ、震災に会った子どもたちを連れて行く意味はなんだったのか?今考えるともう一度現実に起った事を思い返すために訪れたんだと思います。再び軍艦島を訪れた短い旅は懐かしい旅でした。/田平 平成22年1月17日 軍艦島周遊フェリー上より撮影

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東京レポート[2010/1/17]

東京レポート「知ることから始まる」〜高尾山から〜
実家に帰省中の宮西です。
先日、所用で東京に行ってきました。せっかく東京まで行ったので、東京で有名?な高尾山に登ってきました。高尾山は標高599M、総距離3.8KM(1号路)、所要時間は往復でおよそ3時間(1号路)、気軽に登山が出来る山といった感じでした。休日に登ったという事もあり、登山口も、道中も、山頂も人でいっぱいでした。では、ここで豆知識を1つ。年間登山者数世界一の山はどこかご存知ですか??答えは、富士山でも、エベレストでもなく、高尾山で、260万人だそうです。ちなみに、近年登山者数の増加が問題となっている屋久島は、年間での縄文杉登山者数は約9万3千人(2008年調べ)です。比較にならないですね(笑)。
登山中に、この登山者数に関連して気付いた点があったので少しだけ触れたいと思います。それは登山者数増加によるオーバーユース(過剰利用)です。オーバーユースには、ゴミの増加、水質汚染、山トイレなど様々な問題がありますが、僕がすぐ気付いたのが、登山道のオーバーユースです。これは、多くの人が登山道を歩く事によって起こる拡幅や植生破壊です(写真)。登山者数が増加すると、上りの人と下りの人が同時に道を歩こうとする事や、後からの無理な追い越し、これ以外にも、雨が降って出来たぬかるみを避けようとしたりなど、様々な要因によって道の拡幅が起こります。こういった事は屋久島でも問題になっており、100%効く特効薬のようなものはありませんが、登山者の意識次第で改善される部分はかなり多いと思います。とは言え、こんな事をえらそうに言っている僕も半年前ならわき道を歩いていたでしょう。こういう問題がある、という事を知ってさえいれば、多少道がぬかるんでいても、人が多くて同時にすれ違いが出来ないとしても、登山道のわきを歩く事は止めようと思えるかもしれません。「知ることから始まる」、使い古された言葉ですが、これから登山を始めようという方、登山経験者だけど知らなかったという方、是非、僕も含め気を付けていきたいものです。/宮西

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福岡HAGLOFS[2010/1/17]

福岡にホグロフスの直営店がオープンしました。北欧のサイズは日本人のサイズと大きく違う為、直接ショップに行って試着することをお勧めします。ちなみに僕の雨具SPITZ JACKETはLサイズだったのですが、福岡店で購入したダウンSTRATO DOWN HOODはSサイズでした。各直営店H+について詳しくはこちら
/田平 キャナルシテイ内3Fにあるショップは今月末閉店。天神イムズ内にて21日オープンします。

福岡HAGLOFS福岡HAGLOFS福岡HAGLOFS福岡HAGLOFS

「世界を創った3本の木」放映のお知らせ[2010/1/11]

昨年撮影コーディネートした「世界を創った3本の木」が今日放映(17:00〜18:30/WOWOWにて)されます。カナダのクイーン・シャーロット諸島の原生林、マダガスカルのバオバブの森、そして太古の面影をとどめる屋久島の森の3ヶ所を巡り、それぞれの地に残る伝説や昔話を参考に、人間と森(巨木)がどのような関係を結んで来たのかを探る番組です。再放送は15日17:30〜19:00となります。詳しくはこちら。音響からカメラまで時間をかけて撮影されたものです。どうぞご覧下さい。旅樂の撮影コーディネートについて詳しくはこちら/田平 写真:天文の森

「世界を創った3本の木」放映のお知らせ

イセエビのシッポ[2010/1/10]

新年始めから最高気温が10℃前後と寒い日が続いている屋久島。山では1000m以上になると、氷点下は当たり前で、雪国の風景になります。9日は天候が安定して午後から晴れの予報だったので、九州最高峰宮之浦岳(1936m)へ撮影で登りました。淀川登山口を午前4時半出発、午前中は霧に覆われ視界も悪く、指先が痛いぐらいの寒さでした。標高1600m以上から北西の風がまともに当った木や岩には、エビのシッポ(車エビではなくイセエビ並み)と言われる樹氷ができていました。12時ぐらいに青空が広がり視界も良く、最高の景色になりました。午後2時ごろ宮之浦岳頂上到着。※この景色の写真を「季節のカレンダー付壁紙」で近日中にアップします。◆栗生岳(1867m)から宮之浦岳(1936m)までの積雪は60cm〜1m、本格的な雪山登山の装備(カンジキや爪アイゼン)と雪山登山の経験が必要です。未経験者が単独で行く所ではありません。写真=9日・奥岳、堀江(屋久島トレック・河野寿人氏同行)

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新年のご挨拶[2010/1/1]

新年おめでとうございます。旧年中はありがとうございました。今年も旅を楽しみ、感動しない日は送らないことを宣言し、皆さまに自然と一体になれる瞬間をご提供していきます。本年も宜しくお願い致します。最後に皆様の健康で感動的な毎日をお祈り申し上げます。/旅樂スタッフ一同

新年のご挨拶

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