2011年1月アーカイブ
2011年1月23日
謎の専門学校
屋久島では風邪知らずでしたが、東京で2週間目風邪をひきました。赤松です。
どうにか、おさまったので今日は母校に行ってきました。
少し変わった僕の卒業した専門学校、教室にはコツメカワウソ。
東南アジア原産のスローロリス(原猿類)。
この学校で得た、知識や経験は今でも僕の自然への探究心を育ててくれています。
2011年1月14日
山の版画家
屋久島はオフシーズンを向かえました。
僕は、オフを利用して東京のかみさんちに居候中です。
そこで今日は、好きな版画家の『畦地 梅太郎』のアトリエに行って来ました。畦地梅太郎(1902~1999)は昭和期に活躍された山の版画家です。その長女の美江子さんに色々お話を聞かせてもらいました。作品でも心和まされますが、晩年創作されていたここ『あとりえ う』もまた心和む空間でした。
登山の時に使用していた水筒。
久しぶりにアートに触れ、僕も創作意欲がわきました。
2011年1月 6日
屋久島雪体験
こんにちは、赤松です。
冬の屋久島を体験すべく宮西さんとまた行ってきました。当初の目標は宮之浦岳。年始の大雪の影響は屋久島の山間部にも大雪を降らしました。白谷雲水峡への道路も雪のため封鎖されましたが、4日の午後に解除になった。5日に出発した僕らを待っていたのは、歩き慣れた白谷雲水峡では無く。まったく別の白い景色と厳しい環境の白谷雲水峡でした。
雪山装備もろくに持っていない僕らは、登りだしてすぐにいつもの倍以上の時間と体力を使っていることに気づきました。この時点で、縄文杉までは行こうと思うのですがこれもまた、辻峠からのラッセルで力尽き白谷小屋に引き返し。翌日には行けるとこまでと目標を下げに下げた。今まで雪に触れることが少なっかた僕は、はしゃぎ疲れたのと雪道の歩行がいかに大変かを知ることが出来ました。
粒の大きな雪が溶けるのをびしょびしょになった靴や手袋で感じ、雪解けで増水した白谷川、白い雪と冬でも緑豊かな苔のコントラスト。僕に自然の厳しさを知らしめた、この雪も屋久島の山岳には必要不可欠なもの、『水の恵み』なんだな~と、気づかされました。
2011年1月 3日
大晦日 益救神太鼓
明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました、赤松です。
屋久島に来て初めての年越しです。そこで、宮之浦にある益救(やく)神社に初詣に行って来ました。この神社は、古くは日本書紀にも記述がある神社です。そこで、年越し益救神太鼓の奉納を見てきました。
半年以上住んだ島の行事になぜか、エキゾチックな感想を得ました。この太鼓の奉納はストーリー仕立てになっており、良い神様と悪い神様が登場し悪い神様を追い払うといった演出があり。今年一年屋久島の安全祈願、五穀豊穣、家内安全を祈願する意味合いがあると言います。
僕も、この奉納の後神社に今年の旅樂ツアーの安全祈願をしました。(あと、かみさんと仲良く屋久島で暮らせますようにと)何より今年も怪我や事故の無い楽しいツアーを提供できる一年としたいのです。