2011年8月アーカイブ
2011年8月23日
屋久島の歩道
屋久島では登山道といった言い方では無く、~歩道と統一されている。これは、近年登山のために作られた道ではなく、江戸時代もしくはそれより前に、山岳信仰の修験道や江戸時代の屋久杉伐採のある意味、生活道であった為なのです。
↓光る大株歩道の階段
僕たちガイドは、この道を今の時期は毎日のように歩きます。僕らにとってもある意味、生活道です。しかし、毎日天気が違う様に森や山の景色が違いまた小さいけれど新たな発見にも出会えます。そんな何百年ある道でお客様と、どんなすばらしい物に出会え感動を共有できるか毎日ワクワクします。
↓宮之浦歩道、山頂までの道のりが見える
↓黒味歩道、庭園のように自然に白い石が引かれた道
2011年8月13日
夏の屋久島縦走 その②
夕日に朝日に、川原で昼寝。盛りだくさんの縦走でした。
初日の厳しい行程を乗り切ったご褒美に待っていたのは、息を呑む夕日そして月も。
翌朝、朝日もまた格別に美しい景色。
縄文杉をほぼ貸切状態で見た後、日帰りの登山者たちを避け下山。途中の川原でお昼ごはんを食べて、少し昼寝。
2011年8月11日
夏の屋久島縦走 その①
今回のツアーは『屋久島縦走C』淀川登山口~荒川登山口のコースを歩いた。
「今日、明日の屋久島地方の天候は南の風、晴れ。」期待を裏切らないほどの朝焼けをバックに車は登山口に向かう。淀川登山口1360m少しひんやりとする朝の空気を吸い込み、朝露の光り輝く森の中を歩き出す。
日中は予想どうり稜線は照りつける夏の日差しと青い空、南からの湿った空気が雲を作り屋久島の山々を駆け上がる。永田岳付近に取り付いた雲は、まさに屋久島の象徴であり名脇役だ。雲があるから美しく見える山並み、そして雲がもたらす水によって育まれている島なのだ。
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