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2011年5月アーカイブ

2011年5月19日

月夜の光と蛍のヒカリ

おぼろ月

日はすっかりと暮れ夜空には、ひときは大きな満月。この日は、黄砂か薄い雲が月明かりを柔らかくし、薄明るい夜空には輪郭がない大きな月。そんな月に導かれるように浜に流れ込む小川には、今の時期ホタルが集まりつつあります。小さく薄い緑色の蛍光は、ヒメホタルで。屋久島では5月から7月中頃まで見ることが出来ます。

街灯の少ない分、自然の夜の風景や光を楽しめます。

夜の川辺

小さな緑色の光がホタルです。

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2011年5月15日

晴れの日でも雫あり

 s-homeIMG_2619.jpg縄文杉ルート小杉谷、天気は快晴。台風が過ぎ屋久島上空に高気圧が停滞し、蒼く高い空には珍しく雲ひとつ無い。山の輪郭がシャープに見える。そしてこんな日は、川辺に下りて澄んだ川の水をすくってお茶を楽しむのが僕にとっても一番の楽しみなのです。

しかし、沢沿いの湿度は常に流れる水によって保たれている。先日の台風接近で湿った雲は濃い霧や雨になり、コケやその他の生物を潤した。常に流れる沢の水は、この一滴からなる森の生物と花崗岩が溜め込んだ貴重な水なのです。

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2011年5月 9日

アセビとお昼寝

先日、黒味岳のツアーでかわいらしいアセビの花が咲いていました。屋久島では標高の高いところに分布が見られるこの木ですが、漢字で書くと『馬酔木』と書くそうで、葉を食べた馬が足を悪くし酔っ払ったようになる所から、このような漢字で表すそうです。この日のように、天気の良い日には酔っ払ったように黒味岳山頂付近の岩の上でお昼寝をするのもいいものです。 赤松 

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憧れの翁岳

s-homeIMG_2594.jpg屋久島に住んで一年が過ぎました。写真中央の岩山、屋久島に来て初めて好きになった山、翁岳(1860m)です。宮之浦岳へ続く厳しい登りの最中。振り向いたらその山は僕に元気をくれ背中を押してくれる、そんな山です。屋久島に来るまで山登りなんて好きではなかったけど、この山が僕の背中を押しまだ見ぬ世界を見せてくれているそんな気がします。 赤松 達哉

  

アイテム

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  • 夜の川辺
  • おぼろ月
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  • 翁だけ 昼

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