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昭和が詰まった散髪屋さん(後編)[2010/12/31]

散髪屋さんの中には、全てと言っていいほど昭和の物ばかりで、唯一平成の物は、CD用のデッキとディスクだけです。しかし散髪中は昭和20年代の歌が流れています。エアコンはなく、夏は足元で扇風機が回って、冬はストーブと腰から下には毛布を掛けてくれます。丸刈りにしてもらうのですが、バリカンの刃の部分をドライヤーで暖めてから始めてくれます。別に暖めなくてもいいのですが、その心使いが嬉しいのです。頭(髪)を洗う時は後ろへ5、6歩移動してタイル貼りの流し台で、シャンプーではなく石鹸で洗い、シャワーは瞬間湯沸器を使っています。夏は井戸水が水道の蛇口から出て、顔を洗う時はとても気持ちがいいのです。やがて両肩をポンッと軽く叩かれ、「はい、お疲れ様でした!」と、終わるのですが…、あれっ?顔のひげそりは、、、?たまに忘れることがあります。でも気にしません。終わって控えの席に座ると、砂糖が3杯ほど入っているかと思われるコーヒーが出てきます。(夏は奥さんが畑で作ったスイカが出ます)コーヒーを飲みながら戦時中の話や近年の事など、いつも同じ話をしているような気がします。大正、昭和、平成の時代を生きているご主人は今日も単車で畑、、、かな?。(堀江)

昭和が詰まった散髪屋さん(後編)


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