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岳参りの撮影サポート[2009/11/21]

ご無沙汰しております、宮西です。
先日、ある制作会社が岳参りの取材をするとの事で、その取材班に撮影補助(機材運び)として同行してきました。岳参りとは、山岳信仰の一つなのですが、古来、日本人は山や森を神が宿る場所としてきました。屋久島でも、その一つとして岳参りという風習があり、それぞれの集落で信仰の対象となる山に、年二回お参りをするというものです。数ある集落の中で今回は、永田という集落の岳参りに同行しました。永田は、ウミガメが産卵の為に来る浜がある事で有名な集落です。
撮影スケジュールは二泊三日で、初日に永田歩道という地獄のような上りが続く道を朝から夕方までかけて歩きました。荷物が軽ければ普段トレーニングしている人にとってはそこまできつい道ではないのですが、登山経験があまりない僕にとっては、25kgのザックを背負っての急勾配の上りはまさに、地獄でした。二日目は小屋を早朝に出発し、永田岳頂上の祠で、お参りの撮影をしました。(写真上)
この後、永田集落の方々と別れ、撮影班は縄文杉へと向かいました。今までは三脚の上にカメラ、もしくは肩に担いでのカメラ撮影だったのですが、縄文杉の撮影は少し変わった撮影だったので、これも載せておきます(写真中)。標高1300mで、組み立て式のクレーンです。これだとより臨場感のあるシーンが撮れそうです。
今回の二泊三日の撮影補助を終えて感じた事は、「もっと体力が欲しい!」の一言です。ガイド業は30kgぐらいのザックを背負って山をガツガツ歩けなければなかなか仕事の幅も広がりません。来年にはそれぐらいの体力がついているようにしたいなぁと思う今日この頃です。
最後に、二日目の朝の永田岳頂上からの朝焼けです(写真下)。雲海も見えます。こういう景色を見ていると、辛い思いをして頂上を目指した甲斐があったなぁと思えます。
皆様も機会があれば是非、永田岳の頂上へ。/宮西

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